「涙そうそう」「ゆれる」感想。
日曜日は映画をじっくり見たんだった。
「涙そうそう」と「ゆれる」
涙そうそうは母と。ゆれるは父と見た。兄弟愛。
このふたつを借りたのは
ひょこっと感想を。
まず、素敵な兄弟。長澤まさみちゃんと妻夫木くんの兄弟いたら
絶対誰もが振り向く。
優しいお兄ちゃんとつよくて不器用で優しい妹 あったかい映画でした。
久美ちゃんの医大生姿もよかった。しっかり神秘的でした。
切なく優しかったです。
何故か沖縄映画は主役がおばぁに見えてしまう物が多くて、
この涙そうそうもキーパーソンは「おばぁ」のような気がしました。
よかったです。
ゆれる
この映画はすごかった。 オダギリジョーがすごい。
なんだあの色気は?もう女をこう、ほら、もう。ね。
当たり前ですが、キリシューとは別タイプです。
香川照之さんの演技も力強くて迫真で入り込んでいました。引き込まれた
優しい表情が一瞬でこわい顔になってく表情演技もすごい!!!
この映画は自然の風景と1シーン1シーン 写し方もとても美しくて繊細で、
終わり方も、あえて中途半端な終わり方にして続きを見た者に考えさせるという
フランス映画な感じでした。女性監督だけれど、すごい、力強く美しい。
本当に、いやらしくない見た後 優しさが残る。
良い映画は言葉にするのが難しい。
キム兄もかっこよかった。HEROだよ。
しかし、ゆれるにはさわやかハウスのおじちゃんがジョーさんのお隣にいるシーンがあり、
涙そうそうの最後の方には、久美ちゃんと大森南朋さんが並ぶシーンがあり、
悲しく真面目なシーンなのにパッと[NO MORE WAR!!」のTシャツや
「勝手にエサやんじゃねーよ!」という声が浮かんできて
、本当に時効警察に洗脳されているナァと実感した。
でも、それをかき消してくれる迫真の演技を
映画がもっと大好きになる。